PoE対応 WebAPI 超音波センサ

PoE対応 WebAPI 超音波センサ

概要

PoE対応 WebAPI 超音波センサは、80kHzまでの音声信号を取得できるセンサです。 騒音や、指定した周波数帯域の音の大きさも測定できます。 操作はREST APIを用いて行います(時系列音圧データのみUDPで返されます)。 PoE対応1のため、LANケーブル1本のみで給電と通信が可能です(USB給電可)。

特徴

  • 10Hz~80kHzの音圧をリアルタイムで取得可能
  • 騒音レベル・RMS(周波数帯域指定可)を取得可能2
  • 低雑音のMEMSデジタルマイクを搭載
  • PoE給電1とUSB給電に対応
  • Ethernet通信とUSB通信 4に対応

活用例

  • 音声分析
  • 周波数解析
  • 異音検知
  • 騒音測定2

目次

内容物

  • 製品本体 × 1

各部の名称

クイックスタートガイド

取得・操作可能なパラメータの詳細は API仕様を参照してください。

動的IP+mDNSを利用する場合

※Windows10 最新版やMac OS最新版では標準でmDNSが有効になっています。LinuxではAvahi等をインストール・設定することでmDNSを利用できます3
  1. 製品裏面に記載されたシリアルナンバー(英小文字10桁)を確認する(例:fozdddogax
  2. 製品にLANケーブルを挿す
    ※PoE機能を利用しない場合はLANケーブル挿入後、USBケーブルを挿し給電する
  3. オレンジ色のStatus LEDが2回点滅から点灯に変わるまで待つ(DHCP有効の場合、数十秒かかることがあります)
  4. 同一ネットワーク上の端末のブラウザからhttp://シリアルナンバー.local/raw.htmlにアクセスする(例: http://fozdddogax.local/raw.html
  5. 以降の手順は共通

固定IPを利用する場合

本製品はUSB(仮想COMポート利用)を用いてPCとのHTTPリクエスト/レスポンスのやり取りが可能となっています。 固定IPを利用する場合、USBを用いて製品のネットワーク設定を行います。

  1. ネットワーク設定ファイル生成ページを開き、DHCPや固定IPアドレス等の設定を行いHTTPリクエストファイルをダウンロードする
  2. 製品にUSBケーブルを挿しPCと接続する
  3. こちらを参考にターミナルエミュレータ等で製品と接続し、ダウンロードしたHTTPリクエストファイルを製品に転送する
  4. 設定完了後、USBを外す
  5. 製品にLANケーブルを挿す
    ※PoE機能を利用しない場合はLANケーブル挿入後、USBケーブルを挿し給電する
  6. オレンジ色のStatus LEDが2回点滅から点灯に変わるまで待つ
  7. 同一ネットワーク上の端末のブラウザからhttp://固定IPアドレス/raw.htmlにアクセスする(例 http://192.168.1.10/raw.html
  8. 以降の手順は共通

共通

音圧データを保存するPythonサンプルスクリプトを用いて、PoE対応 WebAPI 超音波センサがUDPで送信したデータをPCに保存します。
その他のサンプルコードは こちらを参照してください。

  1. データ受信に用いるPCのポート(UDP)を開放する

  2. 必要な外部ライブラリ(matplotlib, numpy, scipy, wavio, obspy)がインストールされていない場合、以下のコマンドでインストールする

    pip install matplotlib numpy scipy wavio obspy
    
  3.  音圧データ保存サンプルスクリプトを所望のディレクトリにダウンロードし実行する
    ※スクリプト実行にはPython ver3.8.1以降が必要です。
    コマンド例(スクリプトをC:\にダウンロードし、ポート番号60000を用いる場合)

    cd C:\ 
    python saveSoundPressure_UdpSrv.py 60000
    
  4. “Destination IP address"は空欄(=PCに送信)、“Destination port"にはポート番号を入力、“Number of data"は空欄もしくは適当な値を入力し"Start sensing"ボタンを押す

  5. “Stop sensing"ボタンを押す
    ボタンを押すとテキスト形式の音圧データが./dataディレクトリに保存されます。
    ※“Number of data"に値を入力した場合は"Stop sensing"ボタンを押す必要はなく、入力したデータ数を受信後に自動的に保存されます。

    また、音圧データ受信完了毎に呼び出されるmyFunc関数内において、受信した音圧データを元にwaveファイル、FFTによるパワースペクトル、STFTによるスペクトログラム、ウェーブレット変換によるスカログラムが./dataディレクトリに保存されます。
    以下の画像は「こんにちは」という音声のパワースペクトル、スペクトログラム、スカログラムです。

仕様

製品名PoE対応 WebAPI 超音波センサ
型番MC-UEP100
センシング性能時系列音圧データ出力範囲5±50 Pa (≒128dB SPL)
最大入力音圧レベル(AOP)120dB SPL (10% THD@1kHz)
最大サンプリング周波数160kHz
周波数特性±3dB @ 50Hz~10kHz
±15dB @ 10Hz~80kHz
※詳細はこちらを参照
SN比64.3dB (94dB SPL@1kHz)
全高調波歪(THD)0.2% (94dB SPL@1kHz)
通信インターフェースEthernet もしくは USB4
Ethernet伝送速度10BaseT/100BaseTX
給電方式PoE1 もしくは USB
PoE電力クラスIEEE802.3af class 1
通信通信プロトコルHTTP
UDP(時系列音圧データのみ)
セキュリティHTTP認証機能(BASIC認証)
ネットワーク機能DHCP クライアント
mDNS クライアント
動作環境温度-10~50℃
湿度20~80%RH(結露なきこと)
本体質量約50g
筐体材質難燃性ABS樹脂(UL94V-0)
外形寸法W70.4 x H27 x D50.4 mm
周波数特性
一部内蔵センサのデータシートより引用
10~1kHz
100~10kHz
10k~80kHz

ファームウェア

ファームウェアのダウンロード
ファームウェアのアップデート方法

FAQ

FAQは こちら


  1. PoE機能を利用するためにはPoE対応のハブやルータ、およびCAT5e以上のLANケーブルが必要です。↩︎

  2. 騒音レベル・RMSの測定はファームウェアバージョン2.0.0以降で利用可能です。なお、本製品はJIS C 1509や計量法に定められた騒音計には適合しておりません。↩︎

  3. mDNSやDHCPを利用するためにはルータやハブの設定が必要になる場合があります。詳細はこちら↩︎

  4. 一部機能(時系列音圧データの取得等)を利用するにはEthernet接続が必要です。↩︎

  5. +50Paオフセットされた値が出力されるため、出力値は0~100 Paです。詳細はAPI仕様を参照してください。↩︎